【UC Report:011】保険に関する検索行動の調査

【UC Report:011】保険に関する検索行動の調査

「保険」に関する当社独自の調査レポート「UC Report」を更新しました。


「InsurTech」(インシュアテック)という単語は、まだなじみが薄いでしょうか。

FinTech のように、「Insurance」(保険)と「Technology」(技術)を組み合わせたサービスとして、徐々に認知され始めています。これにより、FinTech 同様、今まで保険とあまり関係がなかった方も、サービス利用する機会が増えるかもしれません。

ところで、保険の加入を意識し始めるのは、いつ頃でしょうか。
保険商品やサービスを提供している企業は、そのノウハウを持っていると思いますが、ライフステージ毎に意識し始めるのは、自身の体験からも想像できます。

イメージしやすい生命保険や火災保険などの他、最近では、SNSなどでの「炎上保険」や自転車事故などによる「自転車保険」など、社会問題になるに応じて新たな保険商品も販売されています。

今回は、2016年1月~2017年2月において、どれくらいの人が、或いはどのような属性の人が、保険に関するどのようなキーワードを検索しており、それぞれのキーワードの検索数が前月比、前年比で増減したのかについての調査を行いましたので、結果をご紹介させて頂きます。
 

【レポートはこちら】
 
UC_Report_011_保険

 

【調査概要】

  • 対象期間:2016年1月~2017年2月(前月比、前年比含む)
  • 対象語句:PCでの「保険」に属する語句の検索行動人数、属性など
  • 調査方法:PCユーザーパネル20万人の行動ログ分析
  • 調査数値:パネル調査を基にインターネット人口に拡大推計

 

【調査結果基本データ】

  • 検索ユーザー数 :   25,700,000ユーザー
  • 検索セッション数: 193,000,000セッション
  • 検索単語数   :   1,000語

 

【短評】

  • 一番多くのユーザーが検索した語句は「自動車保険」で、全体の2.8%を占めていました。
    尚、直帰率は34.6%でした。
  • 一番多くのユーザーが流入したサイトは「Yahoo!知恵袋」で、全体の22.8%を占めていました。
    尚、直帰率は66.2%でした。
  • 「年金」の約2倍のユーザー数とセッション数という、過去最大数の結果となりました。
    保険の場合は全世代で影響もあり、その分、検索数が多くなったものと思われます。
    また、今回の結果では「InsurTech」(保険とテクノロジーを組み合わせたサービス)は検索結果に該当しませんでしたが、FinTech同様、より身近で使いやすいサービスが提供されることで検索ユーザーも増えていくものと思われます。

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