【UC Report:012】円安・円高に関する検索行動の調査
「円安・円高」に関する当社独自の調査レポート「UC Report」を更新しました。
本日で2016年度も終わり、明日から2017年度がスタートします。
新生活に備えて色々買い備えた方も多いのではないでしょうか。
今年度最後は、「円安・円高」です。
特定の外国の通貨に対して相対的に価値(為替レート)が高い時は「円高」、低い時は「円安」と言い、対米ドルで言えば、現在1ドル111.359円(2017年3月30日 11:25時点 弊社調べ)であり、比較的円安と言えます。
少ないドルで多くの円に換金できるので、ドルを支払うことで日本製品を買いやすくなる一方、アメリカ製品は日本円で買いにくい状況と言えるかもしれません。
このような状況に対し、トランプ米大統領は「日本は円安誘導」との発言をされていると言えます。
今回は、2016年1月~2017年2月において、どれくらいの人が、或いはどのような属性の人が、円安又は円高に関するどのようなキーワードを検索しており、それぞれのキーワードの検索数が前月比、前年比で増減したのかについての調査を行いましたので、結果をご紹介させて頂きます。
【レポートはこちら】
UC_Report_012_円安・円高
【調査概要】
- 対象期間:2016年1月~2017年2月(前月比、前年比含む)
- 対象語句:PCでの「円安」又は「円高」にを含んだ語句の検索行動人数、属性など
- 調査方法:PCユーザーパネル20万人の行動ログ分析
- 調査数値:パネル調査を基にインターネット人口に拡大推計
【調査結果基本データ】
- 検索ユーザー数 : 1,120,000ユーザー
- 検索セッション数: 2,950,000セッション
- 検索単語数 : 1,000語
【短評】
- 一番多くのユーザーが検索した語句は「円高」で、全体の15.4%を占めていました。
尚、直帰率は66.4%でした。 - 一番多くのユーザーが流入したサイトは「man@bow」で、全体の14.2%を占めていました。
尚、直帰率は76.9%でした。 - 米大統領の発言によりマーケットが動いた2017年の年頭。
本年は、隣国の韓国で大統領選挙がある他、Brexit から1年経過する欧州経済の動向、国内では東京都議選だけでなく衆議院解散もささやかれており、為替相場が変動する要因はいくつもあります。
円安・円高はどちらも日本経済に直接かつ大きな影響を及ぼすだけに、今後も注目が集まります。