【UC Report:008】外国為替に関する検索行動の調査

【UC Report:008】外国為替に関する検索行動の調査

「外国為替(FX)」に関する当社独自の調査レポート「UC Report」を更新しました。


今回は、「外国為替(Foreign eXchange)」に関する調査レポートとなります。

人によっては、あまり聞きなれない単語かもしれませんが、「外為」、「為替」、「FX」等であれば、CMや広告などで目にする機会も比較的多く、すぐに思い浮かぶのではないでしょうか。

2016年末には、アメリカ大統領に就任したトランプ氏の「日本による為替操作」発言や日本の自動車メーカーを名指ししての批判が記憶に新しいかと思います。トランプ大統領の tweet により一喜一憂する様を「トランプ狂騒曲」などと書き上げる記事も見られました。
これら一連の流れの中、2016年12月には1ドル=118円台となっていた為替相場が、2017年2月には1ドル=113円台(2017年2月28日時点)にまで推移しています

今後、ドル円相場はどのように推移をし、それによって日本企業はどのような影響を受けるのか、投資家でなくとも注目するところであると思われます。

今回は、2015年12月~2017年1月の期間において、どれくらいの人が、或いはどのような属性の人が、外国為替及びFX(Foreign eXchange)に関するどのようなキーワードを検索してどのようなサイトに流入したのかについての調査を行いましたので、結果をご紹介させて頂きます。
 

【レポートはこちら】
 
UC_Report_008_外国為替

 

【調査概要】

  • 対象期間:2015年12月~2017年1月
  • 対象語句:「外国為替」及び「FX(Foreign eXchange」を含んだ語句の検索行動人数、属性、語句など
  • 調査方法:PCユーザーパネル20万人の行動ログ分析
  • 調査数値:パネル調査を基にインターネット人口に拡大推計

 

【調査結果基本データ】

  • 検索ユーザー数 : 7,870,000ユーザー
  • 検索セッション数: 51,000,000セッション
  • 検索単語数   :  1,000語

 

【短評】

  • 一番多くのユーザーが検索した語句は「FX」で、全体の6.9%を占めていました。尚、直帰率は45.1%でした。
  • 一番多くのユーザーが流入したサイトは「Amazon.co.jp」で、全体の8.9%を占めていました。
    二位のサイトは、「ダイヤモンド・オンライン」で、全体の8.2%、直帰率は40.2%でした。
  • トランプ大統領就任後、徐々に円高に推移しつつある為替相場。
    為替相場はFX投資をしている方や貿易関連企業だけでなく、モノやサービスの価格にも反映されるため、実生活にも影響を及ぼします。
    しかし「金融・経済情報を月1回も見ていない人の割合」は40%弱という調査結果(金融広報中央委員会)もあり、まずは情報にアンテナを張って敏感になっていく必要があると言えそうです。

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